看護師1年目の転職は「あり」か「なし」か
「入職して1年も経っていないけど、もう辞めたい…」そう感じている新人看護師は決して少なくありません。日本看護協会の調査では、新卒看護師の離職率は約7.8%と報告されており、10人に1人近くが1年以内に退職しています。
結論から言えば、看護師1年目での転職は「あり」です。ただし、安易な転職は次の職場でも同じ問題に直面するリスクがあるため、慎重な判断が必要です。
1年目で転職すべきケース・すべきでないケース
| 転職すべきケース | もう少し頑張るべきケース |
|---|---|
| パワハラ・いじめが深刻 | 仕事が覚えられなくて不安 |
| 心身の健康に影響が出ている | 先輩が厳しくて辛い |
| 残業が月80時間以上で改善の見込みなし | 夜勤がきつい |
| 入職前の説明と実態が大きく異なる | 他の診療科に興味が出てきた |
| 教育体制が全くない | 同期と比べて成長が遅いと感じる |
第二新卒ナースが転職で気をつけるべき3つのポイント
ポイント1:退職理由をポジティブに伝える
面接では「前の職場が嫌だった」というネガティブな理由ではなく、「○○の分野でスキルを伸ばしたい」「より患者さんと向き合える環境で働きたい」など前向きな理由を伝えましょう。正直に話すことは大切ですが、伝え方で印象は大きく変わります。
ポイント2:教育体制が整った職場を選ぶ
1年目での転職は臨床経験が浅いため、次の職場の教育体制が非常に重要です。プリセプター制度がある、中途採用者向けの研修プログラムがある、クリニカルラダーが整備されている職場を優先的に選びましょう。
ポイント3:転職サイトのサポートを活用する
第二新卒の看護師は、転職市場での評価が不安な方も多いですが、実は若さとポテンシャルを評価してくれる病院は多いです。転職サイトのキャリアアドバイザーは第二新卒の転職ノウハウを持っているため、一人で悩まずプロに相談することをおすすめします。
1年目ナースにおすすめの転職先
- 教育体制が充実した中規模病院(200~400床):大学病院ほど激務ではなく、しっかり教育してもらえる
- 回復期リハビリテーション病院:急性期より精神的負担が少なく、患者さんとじっくり関われる
- 慢性期病院・療養型病院:ゆっくり仕事を覚えられる環境
- クリニック(外来):夜勤なし・規則的な勤務で心身の回復が図れる
まとめ
看護師1年目での転職は恥ずかしいことではありません。大切なのは、自分の心身の健康を守りながら、看護師として成長できる環境を見つけることです。一人で抱え込まず、転職サイトのアドバイザーや信頼できる先輩に相談してみましょう。

